ひみつ堂
高校一年生のときに出会ったかき氷のお店。
初めて行ったときからもう4年も経つのか。
初めて行った時は確かひみつのいちごみるくを狙っていたのに売り切れで少しがっかりしながらはちみつレモンを頼んだ記憶があるけどこれがまた美味しくて驚いた記憶がある。
ここのかき氷はただのかき氷ではない。
天然氷を用いたふわふわのかき氷。
いや、ただふわふわなだけではない。
夏祭りで食べるようなあっさりした簡素なかき氷ももちろんとてもよいが、このかき氷はもはや一丁前のデザートである。
濃厚なフルーツのシロップやクリームソースなどがふんだんに使用され、見た目の華やかさと大きさによるその存在感に圧倒される。
しかし、口に入れると驚くその口当たりの良さ。
ふわっと、しかししっかりと味が残り、それでも決してしつこくはない(一部クリーム系のかなり濃厚なものはしつこいと感じる人もいるかもしれないが)。
中までソースがしっかりしみこんでいるため、かき氷を食べている最中に起こりがちなシロップかかってないただの氷を食べてる現象が起こらない。
冬場なら、シチューというメニューがある。しかし夏にシチューはない。
また、見た目の割にはすぐ食べ終わってしまう。
ではここで、おすすめのひみつのいちごみるくについてさらに掘り下げていくことにしよう。
これはフルーツ系なのでそこまでしつこいとは感じることがないと思われる。
それでもかなり甘いが、氷のレベルも高いしいちごのソースのレベルも高いので完食できるはず。
冬場なら本物の果実のいちごが頂点に飾られている。
このいちごがまた美味しい。夏場はない。
しかし夏場はかき氷のもっともホットなシーズンゆえ売り切れることが多い。
と思ったけど今年は頑張ってくれて売り切れにはしないと公言してくれている。ありがたい。
とにかく食べる価値がある。
だがもしいちごが苦手な方がいたらまずはとりあえずクリーム系ではなくフルーツ系のかき氷をオススメする。
まあしかし結論なんでも美味しいと思う。
夏場は開店してからわりと早いうちに行かないと整理券になるし閉店近くに行くと整理券すら無くなるのでもしできるならば平日の朝一番がお勧め。
できないならば時間に余裕のある時に整理券をとって都内を散歩するもよし、近くの喫茶店などで読書や勉強をするもよし、様々な楽しみ方がある。
千駄木から上野は散歩するのにわりと良い距離なので、もし結構時間が空いてしまったら上野に行くもよし。
近くには谷中ぎんざという商店街もあり有名な安くて美味しいコロッケ屋などもある。
話が逸れたが時間を少しとってまでも行く価値があるかき氷屋である。
ぜひ一度行ってみることをお勧めする。
きっとかき氷に対する見方が変わるだろう。
友達に真剣に自分のおすすめのお店を紹介するときに打った文に加筆訂正したもの。
2016.3
手前から
ひみつのいちごみるく
パンプキンクリーム
2016.7.8
手前から
ひみつのいちごみるく
京抹茶みるく
2016.9.9
左から
ひみつの桃
いちごよーぐると